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金融危機に直面し経済座談会を開く中部地区の華僑団体

 百年不遇の世界金融危機に遭え、中部日本華人企業家協会はいち早く試練を乗り越え元気を取り戻すため、6月26日に中国駐名古屋総領事館にて、白春華領事と池暁南領事を招き“経済危機における対策及び中部華人経済情報交流”をテーマに講演と情報交換会を開いた。
 李天然総領事は冒頭挨拶に出席し、アメリカ発の金融危機が全世界に広がっていることに触れて、グローバル化と経済一体化は世界の流れであり、団結と協力こそ困難に打ち勝ち、発展につながると言われた。また中部日本華人企業家協会の皆さんもこれまで以上に団結向上し、日、中の友好と発展に貢献すべきだと期待を寄せた。
 池、白領事による講演会ではアメリカの金融危機から日中両国の経済状況まで幅広く分析し、危機にチャンスもありと希望を促した。講演会後、中部華僑間で活発な情報交換と議論も行われた。座談会最後に孫克飛会長は、在日華僑と中国本土との連携をもっと強めていきたいという呼掛けに対して白領事は今後、領事館側もバックアップしていきたいと応えた。
 座談会は2時間も続き、その後中華料理店での親睦会に移った。

座談会で挨拶する李天然総領事
座談会で挨拶する李天然総領事

池暁南領事の講演場面
池暁南領事の講演場面