8月8日、三重県総合文化センターで中国青海省玉樹県震災復興支援のために、二胡チャリティーコンサートが開催された。主催者は三重県にある中国人団体、三重華僑華人総会と天天二胡会で、参加者は300名を超える。
今年4月14日の午前7時49分頃にマグニチュード7.1の大地震が標高4,000メートルに住む青海省玉樹県を襲い、約2700人の命が奪われた。三重県華僑華人総会は一次募金後、蔡義雄会長や同会理事、梁天任等の提案より、二胡チャリティーコンサートを通じて震災地区の乳幼児、子供たちを支援することにした。チャリティーコンサート開会式で蔡義雄は、震災地区の玉樹県は標高が平均4,000メートルあり、しかもチベット族を含めてほとんど少数民族が住む過疎地のため言葉の壁も大きく、救援活動は非常に困難・・・三重県に住む中国人団体である三重華僑華人総会は微力ながら同胞に想いを伝えたい、と話す。その後、梁天任さんによる二本の弦で、日中の絆を繋ぐ二胡チャリティーコンサートが始まった。
今回のコンサートで得た収入や募金はすべて中国駐名古屋総領事館を通じて震災地区の子供たちへの救援資金として届くと知られる。
梁天任さんによる二胡演奏
コンサート会場の様子
