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『現代の海女』著書発行のお知らせ

現代の海女
『現代の海女』李相海著

『現代の海女』著書発行にあたって
 伊勢志摩の人情と風土に触れ合い、あっという間に8年が経ちました。ホテル仕事の合間に、宵から暁を駆け抜けて、ほとんどすべての休日を利用し日本全土を走り回ってきました。日本の原風景と民俗行事への情熱、そして一人の民間人として、日本の伝統文化を『日本紀行』サイトを通じて中国へ伝えようと、命懸けでやってきました。
 2013年には自費で『伊勢志摩の自然と祭礼』写真集を出版し、今般、『現代の海女』という本を世に出すこととなりました。

 海女は古代から海民として裸で素潜りし、海と陸を生きる特別な存在だった。・・・近代文明という波に押され、海女は徐々に姿を消しつつある。
 レンズを通して見る海女の顔には、大自然の恵みと畏れを、身を以って体験してきた歳月の痕跡が皺としてあらわれ、優しく、哀愁に包まれた。海辺に立つと、寄せ返す波の音と塩辛い味に、10年以上も会っていない母を思い出す。田んぼや畑を耕し、苦労の人生を歩んできた母が目の前の海女と重って見えて、心が悲しくなった。
 ―本文より

『現代の海女 伊勢志摩の海女に魅せられて』
著者/李相海
発行所/青山ライフ出版
発行日/2015年3月29日
発売日/2015年4月10日
青山ライフ出版案内
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読売新聞で掲載(2015年04月11日)(PDF 290KB)
伊勢新聞で掲載(2015年04月11日)(PDF 335KB)
中日新聞で掲載(2015年04月15日)(PDF 1,81MB)
毎日新聞で掲載(2015年04月21日)(PDF 122KB)
朝日新聞で掲載(2015年05月23日)(PDF 2,27MB)

海女漁に日本の原風景を見た『現代の海女』

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