ホーム>華僑華人

中秋明月祭−大阪2009

 2009年9月19日午前11時30分、大阪の難波宮跡公園で、「融合・共生・創出」を主旨に「中秋明月祭−大阪2009」は盛大に開幕を迎えられた。中国駐大阪総領事館の鄭祥林総領事、大阪市市長平松邦夫、大阪府副知事木村慎作、実行委員長の李国夫等が開会式典に出席し、祝辞を述べた。
 中秋節は中国の伝統イベントで、古くから旧暦の8月15日に満月を観賞しながら一家団欒で過ごす風習がある。日本に渡った中国人は最初の頃は同胞が集まって、異国での家族を偲びながら杯を交わす。日本での生活に馴染むと旧暦の過ごし方に薄れ、伝統の祭に遠ざかって行くのが現状である。私たちは全て過去あっての現在で、先祖や家族を偲ぶことこそ未来に繋がる。
 中秋明月祭は関西華僑らの初めての盛大なるイベントで、関西在住20万人の華僑華人だけでなく、地域全体に広める意味で、日中民間交流を促す奉りとも言える。会場では中国民族楽器、舞踊が観衆を魅了し、中華屋台、旅行観光案内ブースなどでは味と香と感動を演出し、団欒の雰囲気は大阪上空まで漂った。

中秋明月祭−大阪2009開幕式
中秋明月祭−大阪2009開幕式

獅子舞
獅子舞

中秋明月祭会場の様子
中秋明月祭会場の様子

中秋明月祭会場の様子

水墨画と琵琶の共演
水墨画と琵琶の共演

民族舞踊
華麗なるチベット民族舞踊

賑やかな屋台料理
賑やかな屋台料理

踊る子供たち